【タイ】和酒専門の販売、角打ちの「折原商店」がバンコクでオープン
Global News Asia / 2016年9月29日 15時0分
2016年9月29日、大正13年に東京・池袋で創業した酒類販売会社が運営する、角打ちもできる酒類販売店「折原商店」が本日29日にバンコクでオープンした。
日本人居住者も多い地区、エカマイの中ほどにある商業施設、パークレーン内になる。角打ちとはいわゆる立ち飲みのことで、販売スペースにあるテーブルで簡単なつまみなどと一緒に日本酒などを楽しめる。
折原商店の海外支店は他にシンガポールにもあり、満を持して出店してきたバンコクにおいては多数の日本酒などの銘柄を揃えるほか、杯などの酒器も販売している。角打ちで楽しめるように用意された日本酒も多数あり、値段もリーズナブルだ。つまみも100バーツ(約300円)前後からあり、気軽に日本酒を楽しめるようになっている。
オープンに先駆けて28日夜にはレセプションパーティーが開催され、日本人のほかタイ人や欧米人の招待客約200人が訪れ、振る舞われた日本酒各種や経験豊富な折原商店の日本人シェフたちによる日本料理を堪能した。
バンコクの折原商店では店舗で購入した日本酒を持ち込める直営の焼き鳥レストラン「白金 酉玉」(しろかね・とりたま)も併設しているが、こちらはソフトオープンでグランドオープンはまだ先になる。オペレーションマネージャーの山中さんによると「予算はひとり2000バーツ(約6000円)以下を予定」と、ほぼ日本と同じ水準で飲食ができる値段設定になる。酒類は輸入費用や高い酒税がタイ国内販売ではかかるにも関わらず、この設定は良心的だ。
和食ブームにより日本料理店が乱立するバンコクにおいて、折原商店は初めて角打ちのスタイルを持ち込んできたことになる。タイ人にとっては日本式の飲み方としてエンターテインメント性もあり、今後タイの和食業界にどうインパクトを与えていくかが楽しみだ。
【執筆 : 高田胤臣】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【川崎 八丁畷・カクウチクボタ(久保田酒店)】街の進化と共に変容する創業100年超の老舗酒屋は「地域の人たちが笑顔を交わす場所」
NEWSポストセブン / 2024年11月26日 16時15分
-
タイ人口の10分の1がミャンマー人になった理由 2021年クーデター後に人材の国外流出が拡大
東洋経済オンライン / 2024年11月23日 8時0分
-
タイに“家族”で移住した人気YouTuberが明かす「生活費は月平均10万バーツ(約44万円)」のリアル
日刊SPA! / 2024年11月15日 15時53分
-
日曜劇場の舞台・軍艦島は大都会だった…「炭坑夫たちの荒くれた心身を愛撫してくれる」と遊郭まで存在
プレジデントオンライン / 2024年11月3日 16時15分
-
【東京「和食日和おさけと 京橋」オープン】常時80種類以上の日本酒と会席料理を楽しむ
TABIZINE / 2024年10月31日 21時0分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください