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【タイ】黒く染まった金曜-国王陛下の葬列沿道に数万人

Global News Asia / 2016年10月15日 14時0分

王宮とワットプラケオ

 2016年10月15日、タイのプミポン国王陛下の崩御から一夜明けた昨日。ご遺体がチャオプラヤー川西岸のシリラート病院から王宮へと納棺された。その葬列に最後の別れをと沿道には、喪服を着た人々が押しかけ、さながら黒く染まったかのようだった。

 沿道で車列を待つ人々の中には、朝早くから来ているという人も少なくなく、バスやタクシーまたはボートに乗ってやってきたという。そこには白髪の老人も若い男女、そして親に連れられた小さな子供まで、全ての年代の顔が見て取れ、陛下が如何にタイ国民から愛され、崇拝されていたのかが偲ばれた。

 今後、王宮及びワット・プラケオは、王室行事が連日行われるため、20日(水)まで閉館となり入場できない。また、その後も15日目(10月27日)、50日目(12月1日)、100日目(1月20日)に法要が営まれ、該当日は閉館される。

 王宮周辺や公共施設などは、引き続き警備も厳しくなるため、外出する際は身分証を必ず携帯することを勧めている。
【翻訳/編集 : RD】

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