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カンボジアに病院丸ごと輸出! 救急救命センターも設置

Global News Asia / 2016年10月26日 8時0分

「サンライズジャパン病院」

 2016年10月20日、JICAカンボジア事務所が発行する「カンボジアだよりNo62」に『病院まるごと輸出「サンライズジャパン病院」が開院 JICAの海外投融資を活用』と題する記事が掲載された。

(記事)日本医療の国際展開として、JICAの海外投融資を初めて活用した民間病院「サンライズジャパンホスピタル・プノンペン」が完成し、9月20日、フン・セン首相らを迎えて開院式が開かれました。 同院は、キタハラ・メディカルストラテ ジーズ・インターナショナル、日揮、産業革 新機構が出資するカンボジア法人が運営。全50床で、救急救命センターを設置しています。

 また、日本人医師・看護師も常駐し、日本の技術を生かした高度な医療サービスの提供を目指します。急速な経済成長を遂げるカンボジアでは、 国民の生活も変化しています。食生活の変化に伴う脳卒中などの生活習慣病、交通事故などの激増により、救急処置を含む高度な医療 サービスのニーズが高まっています。

 JICAは、同院の救急救命医療整備事業を対象としてプロジェクトファイナンスによる貸付契約を締結。融資に加え、カンボジア人医療関係者を対象とした日本での技術研修にも協力をしました。日本政府には「病院まるごと輸出」として同院のような医療拠点を、新興国を中心に 2020年までに10カ所程度設ける計画があります。日本の高度な医療技術や経験を、新興国の医療水準向上に生かそうというプロジェクトで、同院はこの計画の第一弾としても注目されています。

【編集 : YT】

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