【タイ】国王逝去直後のリゾート地パタヤは夜のネオン消えるもほぼ通常営業されていた
Global News Asia / 2016年10月24日 15時0分
2016年10月24日、プミポン・アドゥンヤデート国王逝去が公式発表された13日午後6時、タイのリゾート地パタヤではいつも変わらぬ賑わいを見せていた。日が落ちてネオンが煌々と輝くウォーキングストリートも午後8時ごろは通常の木曜日の夜を迎えようとしていたが、時間が遅くなるに従い、ビアバーは電気を落とし、ゴーゴーバーや踊るクラブは早々に休店する店が出始めた。
パタヤは13日午後10時ごろから空を切り裂くような激しい雷鳴と道路が冠水するほどの猛烈なスコールに2時間ほど見舞われ、まるで天も国王逝去を嘆いているかのようだと一緒に避難していたタイ人露店オーナーは寂しげに話していた。
翌14日、パタヤはバンコクほどの自粛ムードも黒服着用率も高くなく、アルコール類も普通に売られていた。しかし、午後9時過ぎのウォーキングストリートは、見たことがないほど真っ暗で閑散とした光景だった。営業していたのはコンビニエンスストアと飲食店くらいで、ゴーゴーバーやビアバー、クラブは軒並み休店していた。中には表の看板のネオンを落とし、店内で私服のダンサーが接客し、アルコール販売をしていたゴーゴーバーもあったが数えるほどだった。
そんな閑散とした真っ暗なウォーキングストリートでも中国人ツアーは旗を先頭に練り歩くという珍光景を見せていた。
閑散としたウォーキングストリートだったが、パタヤのその他の主要エリアのビアバーやマッサージパーラー(MP)、マッサージ店などはタイの祝日営業のように暗がりではあったが通常営業しており、大きな影響は感じられず、パタヤの夜の街は健在という印象を受けた。
【執筆 : 我妻伊都】
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