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【タイ】タイ皇太子、タイ・チャクリ王朝の第10代国王に即位

Global News Asia / 2016年12月3日 9時0分

ドゥシット宮殿

 2016年12月1日、在位70年に及んだプミポン・タイ国王の後継者として、長男であるワチラロンコン皇太子(64)がタイ・チャクリ王朝の第10代国王に即位した。戴冠式は約1年後とみられるプミポン国王の火葬式後に行われる見通しだが、「元首不在」の長期化は回避された。

 プラユット首相はプミポン前国王死去後にすぐ、ワチラロンコン新国王が後継者として指名されていたことを表明していたが、ワチラロンコン新国王自身が「私と国民の悲しみが癒えるのを待ちたい」と即位の先延ばしを表明したことにより、10月中にも実施されるとしていた新国王承認手続きは大幅に遅れていた。

 タイ軍事政権は11月29日の閣議で、ワチラロンコン皇太子(当時)に国王即位を要請することを決め、軍政が設置した非民選の暫定国会「立法議会」に通知。立法議会は同日、要請を全会一致で了承した。プミポン国王の死去から50日後の12月1日、ボンペット立法議会議長がプレム摂政、プラユット首相、ウィーラポン最高裁判所長官とともにバンコクのドゥシット宮殿を訪れ、皇太子に即位を要請。皇太子がこれを受諾した。

 ワチラロンコン新国王は1952年7月28日生まれ。英国やオーストラリアに留学し、1972年に皇太子の称号を受けた。軍事に明るく、大型機を含む航空機の操縦免許を持っている。
【執筆 : HT】

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