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オカマ主演のクリスマスパーティ―麻薬撲滅不況のフィリピンバー

Global News Asia / 2016年12月14日 12時34分

フィリピン最大の歓楽街にあるバー、ポニーテールのクリスマスパーティ・手を使わずにバナナ完食の速さを競うゲーム参加者(2016年12月13日撮影)

 2016年12月13日、フィリピン最大の歓楽街アンへレス・クラークは、ドゥテルテ大統領の麻薬撲滅不況に陥っている。麻薬売買関係者や、麻薬を求めて海外からやってくる不良旅行者が激減しているのが要因。そうした中、バー、ポニーテールでは、クリスマスパーティが盛大に行われた。

 パーティには、長身の女装したオカマ・タレントが登場し、巧みな話芸や、歌謡ショー(口パク)を披露した。また、男女のペアが、天井からぶら下げたリンゴや、手に持つバナナを、手を使わずに口だけで食べるゲームも開催され、会場は、大きな笑いの渦に包まれた。

 関係者によると、一時大幅に減った海外からの旅行者も回復基調にあり、12月20日以降は、ホテルの予約稼働率も高まっている。麻薬売買関係者が一掃され、より安全なゾーンに変化していることをPRしていきたいと話している。
【編集 : KD】

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