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【インドネシア】イスラム教を辱めた? ジャカルタ州知事の初公判が開かれる

Global News Asia / 2016年12月15日 9時0分

ジャカルタの街

 2016年12月13日、イスラム教を辱めたとして宗教侮辱罪に問われたジャカルタ州知事(州知事選出馬で休職中)バスキ氏の初公判がジャカルタの地方裁判所で開かれた。バスキ氏は「イスラム教を侮辱していない」と起訴内容を否認している。

 バスキ氏は中国系でキリスト教徒で、今年9月27日にプラウスリブ県を訪れ住民の前で行ったスピーチが問題となっている。「ユダヤ教徒とキリスト教徒を仲間としてはならない」とするコーランの第5章第51節に触れ、「コーランの51節に惑わされているから、
あなたたちは私に投票できない」などと発言したもので、これがFacebookなどSNSで拡散されるなど強い反発を受けていた。バスキ氏はその後謝罪していたが、在宅起訴されていた。

 ジャカルタではイスラムの聖典コーランを侮辱したとして、イスラム強硬派をはじめバスキ氏に抗議するデモが何度も行われており、今月2日にも約20万人が参加する大規模デモが行われていた。

 今回の宗教論争をきっかけに政治利用しようとする勢力の可能性も指摘されるなど、注目された初公判は地裁前に報道陣や傍聴出来なかった聴衆、抗議するイスラム団体などで大混乱となった。次回公判は20日に開かれる。
【執筆 : HT】

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