タイの女子小学生の間で「Squishy」が大人気に!?

メガバンナーにあるSquishyのショップは子どもと同伴の大人で連日賑わっている。(撮影:高田胤臣)

　2016年12月26日、タイの女子小学生の間でSquishyのマスコットなどが人気になっているようだ。Squishyとは「ふわふわ」といった意味で、柔らかい素材でできた、触り心地のいい人形などのおもちゃを指す。

　タイ人の子どもの間では日本の子どもたちがみんな持っているという噂から人気に火がつき始め、Squishy専門店まで登場している。対象年齢が低いこともあってか万引きも多いようで、店内は防犯カメラと窃盗の場合の処罰が書かれた張り紙が多数されていた。

　価格帯は300バーツ(約900円)前後から高いもので500バーツ程度(約1500円)にもなる。日本での販売価格に200円から500円近くが上乗せされており、輸送費や関税、為替を考えれば妥当な値段とはいえ、確かにタイの子どもには高嶺の花だ。それでも連日専門ショップは女子小学生で混雑している。

　専門ショップも基本的には日本製品専門を謳っているが、商品の中には韓国のハングル文字で表記されているものもあり、さらに大半のものは中国製であった。それでも子どもたちは日本のおもちゃだと信じており、自分のため、あるいは友人の誕生日プレゼントにと買っていく姿が見られた。

【執筆 : 高田胤臣】