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「GYPSY QUEEN」ラオスで10年ぶりに「ヴィエンチャン音頭」

Global News Asia / 2017年1月26日 6時46分

2006年のヴィエンチャン音頭メンバーの集合写真。ナショナルカルチャーホールで。

 2017年2月18日、ラオスで日本のポップカルチャーの紹介イベント「Cool&Kawaii2017フェスティバル」が開催される。

 「Cool&Kawaii2017フェスティバル」では10年ぶりに「ヴィエンチャン音頭」が登場。日本・ラオス共同制作の「ヴィエンチャン音頭」は、日本人ロックバンド「GYPSY QUEEN(ジプシークィーン)」が、2006年当時日本で流行っていた「パラパラ」と伝統的な盆踊りをモチーフに、日本風のポップサウンドにのせて「ラオス人の学生たちと一緒に踊りたい!」と提案し、在ラオス日本大使館の協力を得て、メンバーを集め完成させた伝説の音頭。

 GYPSY QUEEN(ジプシークィーン)のメンバーは「ヴィエンチャン音頭のために集まった学生は、最初まったくと言っていいほど何も出来ませんでした。ラオスに駐在されている日本人からは「ラオスには『がんばる』という言葉がないから完璧にやろうとするのは難しいと思うよ」と言われました。最初はお互いにとても戸惑い、ゴールが見えない中、本番が迫ってくるプレッシャーで押しつぶされそうになりましたが、一つずつ丁寧に動きを確認したり、一緒に食事をしているうちに、意思疎通がより出来るようになってきました。それでも与えられた時間はたったの二日間。私たちも「もう無理かな」と諦めかけた時、「明日の集合時間、2時間早くしてくれませんか?」とラオス人の学生が言ってきました。『がんばる』という言葉がないラオス。しかし、彼女たちは夜遅くまで、そして朝早くから一緒に練習しているうちに、私たちと同じ考えを持ち、日本人・ラオス人ではなく本当の友達になりました。そして迎えた本番。プロフェッショナルなものではなかったかもしれませんが、その時、私たちは一緒に「がんばって」結果を出したのです」と当時を振り返る。

 今回は当時のメンバーだけではなく、現役の学生も参加。10年前に初めて繋いだ絆が、新しい世代にバトンタッチされる。 
【編集 : LP】

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