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【カンボジア】有森裕子さんらが支援・中学校の体育、学習指導要領 ーJICA

Global News Asia / 2017年1月21日 16時28分

JICA提供

 2017年1月20日、JICAカンボジア事務所が発行する「カンボジアだよりNo65」に『中学校の体育、学習指導要領を認定 ハート・オブ・ゴールドが支援』と題する記事が掲載された。

(記事)カンボジア教育・青少年・スポーツ省は、2016年12月21日プノンペン市内で中学校体育の学習指導要領を認定する式典を開きました。これは、2020年東京五輪・パラリンピックに向けた政府主導の国際貢献事業「スポーツフォートゥモロー」の一環として、日本の特定非営利活動法人「ハート・オブ・ゴールド」(本部・岡山市)が、同省とともに取り組んできたものです。

 式典には日本側から、義家弘介・文部科学副大臣、堀之内秀久大使とともに、ハート・オ ブ・ゴールドの有森裕子代表も参加しました。有森さんは「私たちは、2006年にまず小学校の体育を充実させるための活動を始めた。本格的な体育の授業が実施されていなかったカンボジアでは困難があったが、JICA、筑波大学、NGOが体育を通して連携するという初の試みで10年間続けた。その確たる実績のもと、今回の中学校体育の取り組みを開始した」と経緯を説明。

 「カンボジアの復興にはなによりも、人材育成が必要。体育は技能だけでなく、協調性や態度を育てるもの。カンボジアの子どもたちの健やかな体と豊かな心の育成のために尽力で きたことを光栄に思う」と語りました。学習指導要領の認定後は、2017年から2020年まで、指導書の作成と普及がJICAの草の根技術協力のパイロット州として、プノンぺン、 バッタンバン、スバイリエンにて始まります。
【編集 : YT】

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