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羽田空港と成田空港の首都圏2大空港に出そろった家電量販店ビックカメラとラオックス

Global News Asia / 2017年2月16日 9時0分

到着エリア2階あるエアービックカメラ羽田空港国際線ターミナル店(撮影:我妻伊都)

 2017年2月16日、東京羽田空港の国際線ターミナルに家電量販店の「ビックカメラ」(東京都豊島区)が「日本空港ビルデング」(東京都大田区)と合弁会社を設立し、「エアービックカメラ」 として2016年4月27日にオープンしてから約10カ月になる。

 羽田空港国際線ターミナルでは、ビックカメラに先行して「ラオックス」(東京都港区)が、2015年10月21日にオープンしているため2大家電量販店が出そろっている。 

 ラオックスは中国の家電量販店「蘇寧雲商」の傘下となり中国企業となっているため、訪日中国人向けの免税販売に力を入れている。ビックカメラは、他のビックカメラ店舗と同一価格であることを全面に打ち出し、オンラインで購入したものを羽田空港国際線ターミナル店で受け取れるなど、訪日外国人の他にも日本人旅行者や出張者もターゲットにしていることを感じさせる戦略を取っている。現地へ土産等で持っていく大きめの家電などをオンラインで注文しておき羽田空港で受け取ってそのまま出国できるので便利だ。

 両店は、羽田空港に続き、成田空港にも出店し、2016年11月25日、エアービックカメラ成田空港第2ターミナル店。12月9日にはラオックス成田空港第1ターミナル店をオープンさせている。なお、ラオックスは、岡山空港店、関西国際空港店、新潟空港店など各地空港の店舗もすでにオープンさせている。
【執筆 : 我妻 伊都                】

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