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【マニラ食紀行】美味いもん食わせてや! 大阪発の日本人がフィリピンの食を切る! (1)ラーメン 

Global News Asia / 2017年3月1日 9時0分

ヤマザキ 醤油ラーメン 160ペソ(約384円)

 2017年3月1日、マニラ出店のラーメン専門店は鰻登りの大流行。一風堂や一康流などの豚骨専門店を始め、鳥ベースの烏骨鶏ラーメンなど、食通が常連客になるラーメン屋もある。

 俗に言う日本料理店のメニューには必ずと言っていいほどラーメンが入る様になった。アメリカで日本食レストランと言えば寿司バーが必ずあり、一流ホテルにもステータスとして寿司バーがあるのは当たり前と言うその代わりを、フィリピンで担うのはラーメンだ。

 今回はリトル東京にあるヤマザキを紹介する。この店は入って左側には定食コーナー、右側には食材販売コーナーと言うとても便利な構成、そしてロケーションも便利。隣にあるサウナでは900ペソ(約2160円)で浴槽もあり、1時間のマッサージまで付いてくる。キンキンに冷えた樽生ビールには言葉をなくすほど。

 ヤマザキは日本人向けの定食が主なメニューで、豚の生姜焼きから鰻重、サンマからサバの味噌煮まで、あらゆる定食からラーメンに至るまで、全てが一定以上のレベルで値段は庶民の味方と言う店だ。

 この店のラーメンも数あるメニューの一つに過ぎないが、あっさりの醤油のスープにシコシコの縮れ麺160ペソ(約384円)は、専門店をも震えさせる。他にも味噌ラーメン、担々麺など専門店も顔負けのラーメンの種類にも驚かされる。レベルの高いラーメンが食べれる様になって来たのは、とても喜ばしい事だ。

 ヤマザキでは、ラーメンセット(餃子、豚肉入り野菜炒め付)220ペソ(約528円)という超破格値。平均価格が350ペソ位のラーメン店が多いが、今後100ペソ(約240円)ぐらいの価格のラーメン店が登場すれば、フィリピンの多くの人にもラーメンが浸透し、ラーメン業界も進展していく事だろう。
【取材/撮影 : oscar】

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