在タイ日本大使館でパスポートを発行したら、イミグレーションへ

新パスポートに旧パスポートの入国スタンプがあったことを証明する印が押される。(高田胤臣撮影)

　2017年2月23日、バンコクにある在タイ日本大使館では、パスポートの新規申請や有効期限間近あるいはページの余白が少なくなると切替をすることができる。新規申請は主にタイで出生した子どもなどが中心になり、日本や国外からタイに入国している場合は切替をすることになる。

　在タイ日本大使館でパスポートの切替をする場合、10年パスポートは4480バーツ(約14450円)、5年用は3080バーツ(約9940円)がかかる。東京都で10年用を申請すると手数料を含めて16000円、5年で11000円になるので、為替レートによってはタイの方が安い。

　タイで切替発行する場合、日本国内で切り替えるのと違うのは、受け取り後速やかにタイの入管警察署に出頭し、タイ入国スタンプや滞在許可証を新パスポートに移し替えなければならないことだ。旧パスポートと新パスポート、入国スタンプや滞在許可証の箇所のコピーや入国カードを持参すれば費用はかからず、すぐに対応してもらえる。

　パスポート受け取り時にも大使館側からその趣旨を説明しされるが、これを忘れると出国時にトラブルになるので、受け取ったらすぐに入管警察へ行くようにしたい。
【執筆 : 高田胤臣】