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【カンボジア】イオンモールで、子どもたちの環境ポスター展ーJICA

Global News Asia / 2017年2月27日 9時0分

展示の様子(JICA提供)

 2017年2月20日、JICAカンボジア事務所が発行する「カンボジアだよりNo66」に『イオンモールで環境ポスター展 「一人ひとりの思い」を表現』と題する記事が掲載された。

(記事)JICAシニアボランティアの大森幸子さんが、1月半ばカンボジアの学生や関係省庁と協力して、プノンペンのイオンモールで環境ポスター展を開きました。初めての試みでしたが、90点余りを展示。4日間にわたり、多くの人が足を止めて力作を見ていました。

 大森さんは、JICAから観光省の都市美化評価委員会に派遣されています。環境問題についてより広く関心をもってもらおうと、他のJICAボランティアとともに、コンポ ントム、プノンペ ン、スバイリエンの学校を訪れ、環境教育の授業のあと、子供たちに自由に絵を描いてもらいました。

 絵を描く道具もない学校がほとんどですから、大森さんは紙とクレヨンを持参で学校を訪れました。描く時間はたった1時間しかなく、「どんな絵になるのだろう」と不安もありました。しかし、子供たちの思いはあっという間に紙の上にあふれ出ました。大森さんは「考えていることが、いっぱいあるんだ」と感激したと言います。小学生から大学生までが参加しましたが、多かったテーマはゴミ問題でした。

 そのほか、自然環境やリサイクルについても子供たちの印象に強く残ったようです。大森さんは「一人ひとりの子供や若者たちが情熱や危機感をもって環境問題を考えていることを社会に見せたいと思いました」と話します。 今回の環境ポスターは、カンボジア各地の市役所や観光案内所に展示されるほか、4月には日本の国連大学のギャラリーでの展示も決まっているそうです。
【編集 : UA】

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