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【金正男氏殺害】北朝鮮の事件へ初言及を中国メディアが伝えるも、日本の報道とは大きな温度差が?

Global News Asia / 2017年2月23日 13時2分

朝鮮中央放送が報じた内容を伝える中国語の記事(ポータルサイト「網易」より)

 2017年2月23日、中国メディア『中国新聞社』は、北朝鮮国営の「朝鮮中央放送」が22日の朝鮮法律家委員会の報道官談話として、法律家の代表団をマレーシアのクアラルンプールへ派遣することを伝えた。

 名前には触れないものの「クアラルンプールで発生した朝鮮国民の殺害事件についての調査をする目的だ。 派遣する代表団は現地で公正な調査を行う。朝鮮を破壊することを画策するような行為は断じて容認できず、今回の事件の黒幕を徹底的に調査する」と報じた。

 中国政府系放送の「中国中央電視台」(CCTV)は、「朝鮮の朝鮮法律家委員会がマレーシアへ法律家の代表団を派遣して、朝鮮国民殺害事件の具体的な調査をすると発表」とだけ短く伝えている。

 一方、日本の各メディアでは、「北朝鮮の外交官旅券を持つ国民が空港で倒れ、病院へ搬送中に死去した。マレーシア政府は当初、死因は心臓まひだと伝えてきたが、その後、北朝鮮からの引き分し要求を拒み2度の司法解剖を実施している。今回の事件には韓国の敵対的な筋書きがあり、マレーシア政府の対応は主権侵害行為だ。マレーシア政府は、客観性と公平性がない調査で北朝鮮へ疑惑をかぶせようとしてる」など痛烈に批判したと報じる内容とに温度差がある。

 北朝鮮が公式に金正男氏殺害事件へ言及したのはこれが初めてとなる。 
【翻訳/編集 : 中野 鷹】

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