【金正男氏殺害】疲労困憊な日本人記者のある行動ーマレーシア人記者らを驚嘆させる
Global News Asia / 2017年2月24日 12時16分
2017年2月24日、日本からも多くのマスコミ関係者が現地入りしているマレーシアのクアラルンプールでは、ある日本人記者の行動が現地メディア『星洲日報』電子版で伝えられて反響を呼んでいる。
金正男氏とされる遺体を安置しているクアラルンプール市内の病院前で張り付いている同紙マレーシア人記者らが深夜2時に取材を終えて引き上げようとすると、現場にいたある日本人記者がビニール袋を持って歩きだした。どうやら袋には何も入っていないようだったので何をしているのかと思ったら、その日本人記者は、周辺のゴミを拾い始めたではないか。自分たちが出したゴミだけではなく、他の記者たちが出したゴミまで拾っている姿に現地の人間として自分が恥ずかしくなった。
連日、現場の私たち記者は、早朝5時から長いときには21時間も張り付いているので疲労困憊している。それにもかかわらず、撤収する前に周辺のゴミ拾いをしている日本人記者からは、海外での取材活動は現地にも迷惑もかけているので、現地の衛生環境維持に貢献するべきだという高い倫理観や仕事に対する熱意を感じ、私たちも大いに学ぶべき点があると感じた。その日本人記者は、ゴミを集めて、そのままタクシーで引き上げていった。
星洲日報記者がその時に撮影した12秒と13秒の短い動画は記者のフェイスブックへ投稿されており、6万1000回再生されている。
ちなみに該当動画は少し分かりづらいが、横付けされたタクシーの近くで何かを拾い集めているのは分かる。
https://www.facebook.com/amirulsajadi/videos/pcb.10208557461563381/10208557458723310/? type=3
【翻訳/編集 : 中野 鷹】
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