【タイ】震災6周年にタイ南部被災地で友情の祈り
Global News Asia / 2017年3月12日 11時12分
2017年3月11日東日本大震災から6年を迎えたこの日、タイ南部パンガー県で日本の大学生たちとタイの子どもたちによる式典が行われ、311メートルを超える「さをり織り」の布が展示された。
展示された布は、東日本大震災から1,000日目の2013年12月4日から、阪神淡路大地震20年目の2014年1月17日に渡って、日本とタイの震災被災地などで、3,000人以上が参加して織り上げられた。
式典が行われたのは、かつてタイのツナミ被災時に最大の犠牲者を出したパンガー県カオラック。その被災地を巡る学生によるスタディーツアーの一環として行われ、タイ観光省パンガー支部からも役員も参加。献花が行われたあと、日本時間午後2時26分に黙祷が捧げられた。
そして、会場設営の手伝いにも参加した現地の児童養護施設、財団法人バーンターンナムチャイの子どもたちによる歌が、タイ語と日本語で披露された。この施設も当初はツナミで親を亡くした子どもたちを保護するために設立され、現在までに多くの子ども達が巣立っている。
参加した学生は、「子どもたちが日本語で歌ってくれた時には胸が熱くなった。」と話してくれた。
式典を主催した兵庫県西宮市のNGO団体ツナミクラフト代表の東山高志さんは、自身もかつて阪神淡路大地震で被災した経験を持ち、展示を通して「被災地どうしが、手を取り合って未来を作る。」ことをテーマにしたという。
協力:ツナミクラフト
【執筆/写真 : そむちゃい吉田】
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