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日本人観光客がサバの弁当で食中毒?

Global News Asia / 2017年3月18日 9時0分

今のバンコクが年間を通して最も暑く、タイ人も日傘を差してやり過ごす。この時期は乾季でもあるので、空気は乾燥している。そのため、日陰は多少涼しい。(高田胤臣撮影)

 2017年3月17日、タイ気象庁から夏季に入ったと宣言されたタイは日に日に気温が上がっており、日中の陽射しが強い時間帯のバンコクはかなりの高温になる。

 そんな中、日本から観光に訪れた日本人夫婦がデパート内の日本料理店でサバ塩焼き弁当を購入し食べたところ、数時間後に嘔吐を伴う腹痛に見舞われた。食中毒の典型的な症状と見られる。それ以前以後に食事をしていないため、夫婦はこの弁当が原因だとしている。幸い症状は重くなく、その日のうちに回復した。

 タイは日本と比べて平均気温が高く、特に3月~5月は夏季にあたるため、年間で最も気温が高い。この時期は生ものなどは危なく、在住日本人は信頼できる飲食店でしか魚の刺身などを口にしない。

 また、食中毒は必ずしも生もので発生するものではなく、調理済みの食べものでも感染する。タイは日本とは衛生観念が違うので、一見ちゃんとした店であってもタイ人管理の飲食店ではこういった食中毒が発生する可能性がある。

 近年のタイ、特にバンコクは以前と比較してかなり衛生的になった。しかし、製造年月日や店の衛生管理などを注意深く見ておきたいところだ。
【編集 : 高田胤臣】

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