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【カンボジア】元JICA留学生、社会貢献活動に注力

Global News Asia / 2017年3月27日 9時0分

車いす贈呈式の様子

 2017年3月20日、JICAカンボジア事務所が発行する「カンボジアだよりNo67」に『活躍する元JICA留学生たち つながり活かし、社会貢献活動へ』と題する記事が掲載された。

(記事)JICAの研修や留学で日本に渡ったことのあ るカンボジア人約2,000人でつくる「JICA同窓会」が2月末、第6回となる総会をプノンペン市内で開きました。同会は、会員相互の交流を深めるとともに、日本での経験や学んだことを共有することを目指します。また、よりよいカンボジアの社会づくりのために、それぞれの専門分野を生かした社会貢献活動も展開しています。2月の総会には約150人が参加し、4月からの今後1年間の活動方針などを話し合いました。前年度は日本のNGOから寄付を受けた車いすの贈呈をしたり、地方の住民向けに出生届けや住民登録などを促進するセミナーを開いたりしました。

 2017年度は交通安全や献血 推進、食品の安全などカンボジアで近年深刻化している問題をテー マにした社会活動を展開予定です。同会のチン・マリ会長は、名古屋大学に2005年に留学しました。現在は司法省の次官ですが、同大学の博士課程で学業も続けています。カンボジアのJICA同窓会は、他国の同様の会のなかでも特に活発です。同会では2017年度より、カンボジア国内の高校や大学での「キャリアガイダンス」も始める予定です。チン・マリ会長のようにJICAを通して日本で学んだ先輩たちの経験が積み重なり、カンボジアの若い世代を育てる糧にもなっています。
【編集 : AY】

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