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マニラで連続爆発ーイスラム過激派組織ISが犯行声明

Global News Asia / 2017年5月8日 4時45分

フィリピン地元紙WEBサイトから

 2017年5月6日、フィリピンの首都マニラの旧市街で2件の連続爆発事件が発生し、地元警察によると2人が死亡、5人が負傷した。

 事件発生後、警察は、今回の事件にテロ組織が関与した証拠は見つかっていないと発表したが、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。ISは、イスラム教シーア派を狙い、ISのメンバーが事件を実行したと主張している。

 勢力を弱めつつあるISは、直接命令を下すIS構成員の他にISがインターネットなどで発信する過激思想に感化されて、自発的にテロ活動を実行する「志願者」と呼ばれるテロリストたちも、ISのメンバーとして利用している。

 メトロマニラ警察のオスカー署長は、1回目の爆発は、6日の日本時間午後7時(現地時間午後6時)に、マニラ旧市街のイスラム地区のモスク近くで発生し、日本時間午後9時30分(現地時間午後8時30分)に1回目の爆発現場近くで、2回目の爆発が発生した。

 事件現場のマニラ・キアポでは先月28日に開催されたアセアン外相会議のときにも、爆発事件が発生しており14人が負傷したばかりで、このときにもISが今回と同じような犯行声明を出している。
【執筆 : 我妻 伊都】

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