日本語作文コンクールで見事1等賞を受賞したウィジッター・ダーワンさん喜びを語る
Global News Asia / 2017年5月26日 11時0分
2017年5月13-14日、「第18回タイ・フェスティバル2017」 では、「日タイ関係 友好の130年」をテーマに特別展示ブース内で13日に表彰された日本語作文コンクールで見事1等賞を受賞したウィジッター・ ダーワン(Wijittra Dawan)さんの日本語作文を、原文のママ紹介する。
『日本に来て2年が経ちました。私は家族と離れて寂しい気持ちもありましたが、仲間と生活して来ました。日本に来た当初は、分からないことや知らないことがいっぱいありましたが、実習生として働いている間、日本で多くの物事を学びました。
会社にはたくさんの外国人が働いています。私達はタイから来た初めての実習生になりました。始めは日本語も話せず、漢字も読めず、日本語を勉強しなければなりませんでした。日本人と言えば、礼儀正しくルールを守るイメージがあり、その通りでした。入社当時は社内の規則を覚え、また、ゴミの分け方や手の洗い方を学びました。最初はどうしてわざわざゴミを分けるのか、どうしても理解できませんでした。なぜそこまで注意をするのだろうと不思議に感じていましたが、実習を通してこれらが理解できました。それは全てが他人に対して思いやりがあるということです。私は、日本人がすごいと思ったのは思いやりです。思いやりと言う言葉は何でも使えます。
ある春の暖かい日、私は中国人の先輩といっしょに東京へ遊び行きました。色々驚きがたくさんありました。例えば電車の中では通話禁止したり、騒ぎ過ぎに注意をしたりマナーを守ります。私が東京駅のトイレに携帯電話を落としてしまった時、自分は気付かなかったのですけれど、日本人の女の子が携帯電話を拾ってくれ、本当に良かったと思いました。日本人には思いやる心があり、人の気遣いをしてあげるということができます。
自分の職場にも重いものを運んでいる時、男子はすぐ手伝ってくれました。このような思いやりという言葉はいろんな場面で重要で世界にも広めたい言葉です。自分勝手をやめて、思いやりがあれば、世界を幸せにできます。
私にとって、食事しに行って、残さないで食べるのも作った人に対する思いやりの1つです。日本の生活にそろそろに慣れるとともに日本がもっと好きになりました。日本での生活を通して、色々なことを学ぶことが出来ました。最初は寂しかったけど、日本に来て1度も後悔したことがなく、本当に来て良かったです。実習期間の3年が終わり帰国したらもう1度日本に戻りたいと思います。』
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