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プノンペンの信号、2018年初めまでに全基点灯ーJICA

Global News Asia / 2017年5月29日 9時0分

●街はどう変わる?

 それでは、この整備計画でプノンペンの街はどのように変わるのでしょうか。JICAが期待する主な「効果」は、次のようなものです。・渋滞が減り通行速度が約14%速くなる。 (時速12.5キロから時速14.2キロへ) ・交通警察の派遣が約2割減る。・交通事故が減少する。教訓も含めた前例となるのが、1960年代の日本です。日本にも、それまで中央制御システムがありませんでした。急増する車両により各地で渋滞が起き、交通事故も多く発生し「交通戦争」とまで呼ばれました。それが現在のように改善されました。交通事故による死者数は年間 1万6千人を超えていましたが、現在は年間約4,000人です。ただ、日本が60年代の交通戦争を脱したのは、制御装置の力だけではありません。道路の整備、車検制度の整備、公共交通機関の改善、交通法規の改正など、多方面での交通インフラの整備が実施されたからです。さらに重要なのは交通教育です。いくら最先 端の交通管制システムを整えたところで、使う人たちがルールを守らなければ街は変わりません。JICAも、交通安全の啓発ビデオなどを通して、交通教育の重要性を訴えています。
【編集 : AU】


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