セブの危険高まる・フィリピン全土に戒厳令の可能性もーテロ組織アブ・サヤフが北上中
Global News Asia / 2017年5月28日 12時7分
2017年5月28日、テロ組織アブ・サヤフが北上しており、セブ島などの観光地の危険性も高まっている。現地事情筋によると「このままだとフィリピン全土に戒厳令が敷かれてしまうでしょう。ISの残党がインドネシア経由で参戦してきているからで、セブは既に危険地帯になってます」と話す。
ドゥテルテ大統領は23日に、一部を除くミンダナオ地域全域に戒厳令を発令。23日には、ミンダナオ島の南ラナオ州マラウィ市内で、治安部隊と武装勢力との衝突などが起きている。これまでに、マニラ市内でも爆弾テロ事件や、未遂事件が発生。
在フィリピン日本国大使館は「戒厳令の発出されているミンダナオ地域はもとより、マニラ首都圏、セブ、ダバオ等の都市部や、邦人も含む外国人が多く渡航・滞在する観光地を含む全土において、テロ等に十分注意する必要があります」と警戒を呼び掛けている。
教会・モスク等宗教関係施設、政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)、大型ショッピングモールなどは、要注意だ。
セブは、日本人旅行者も多い人気の観光地。昨年からはANA系のLCCバニラエアも、成田から直行便の運航を始めていた。
【編集 : DL】
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