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東京「ラオスフェスティバル」が開催

Global News Asia / 2017年6月2日 9時0分

2017年のラオスフェスティバルは主催者側の予測を上回る来場者数で、日本国内でのラオスの認知度が上がっていることをうかがわせた。(写真撮影:高田胤臣)

 2017年5月27‐28日、東京の代々木公園イベント広場で「ラオスフェスティバル」が開催された。開会式には小田原外務大臣政務官、河村建夫衆議院議員・日本ラオス友好議員連盟会長、ラオスからはボーセンカム情報文化観光大臣など多くの関係者が出席し、日本とラオスにおける国同士の結びつきが強くなっている様子をうかがわせた。

 2007年から断続的に続くこのイベントは毎年のべ20万人前後の来客数がある。2015年にはラオスと日本の国交の60周年記念に当たり、よりラオスが注目されてきていた。

 2017年はその60周年を機に映画史上初の日ラオ合作映画「ラオス 竜の奇跡」が制作され、公開も間近であることから映画紹介が中心になり、ファンの多いラオスのビール「ビアラオ」のほか、NPO団体、飲食店がブースを出す賑わいがあった。

 近年代々木公園で開催される、ラオスの隣国タイのフェスティバルも大好評で、規模も来客数もラオスフェスティバルはまだ及ばないものの、決して多すぎず、かといって少なすぎない程度の混雑レベルで、ゆったりとラオスを楽しめるイベントになっていた。飲食店ブースはラオス料理のほかにタイ料理もあり、またイスラム系の在住者がアイスやケバブなども販売。特設の飲食スペース以外にもこういったイベントに慣れた来場者はゴザなどを持参して、木陰で食事を楽しんだ。

 主催側も来場者に配布するイベント設営マップの数が足りなくなるなど、2017年は予想以上に来客数が多かったと見られる。天気もよく、たくさんの人々の笑顔が見られた。
【執筆 : 高田胤臣】

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