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ホーチミンの安宿街はデタム通り、ブイビエン通り近辺

Global News Asia / 2017年7月31日 11時0分

ホーチミンやハノイの安宿は10米ドル前半だと窓がない場合が多いが、Wi-Fiは繋がるので退屈はしない。(高田胤臣撮影)

 2017年7月30日、人気観光地のベトナム南部ホーチミン。観光ガイドブックでは首都ハノイよりも前に掲載されるほど見所の多い地域でもある。

 商業都市であり、観光地でもあることから宿泊施設も星の数ほどあり、高級ホテルからゲストハウスなどの安宿まで宿泊予算の幅も非常に広い。そんな中で若い人、特にバックパッカーなどと呼ばれる低予算旅行者などはデタム通りやブイビエン通りなどに向かう傾向がある。この辺りはゲストハウスが密集しており、また観光客向けの飲食店や旅行代理店も多数あり、旅行に関しては非常に便利だ。

 ゲストハウスも10ドル台(約1100~2100円程度)で宿泊でき、部屋にはエアコンや無料Wi-Fiが完備されているところが多い。安ホテルであればレセプションがあるなどホテルのような造りにはなっているが、ゲストハウスだと家族経営が主になっており、ベトナム人の私生活を垣間見ることができるおもしろさもある。

 ベトナムの宿は大体深夜0時には門や扉が閉ざされてしまう。近年はベトナムも深夜まで飲食店やバーが営業しているので、夜遊びが過ぎると門限に間に合わない。しかし、安宿側はそれを見越しており、門は閉まるものの従業員などが玄関前に寝ていて、扉を叩く、あるいは扉横の呼び鈴を押すとドアを開けてくれる。安宿も案外快適で慣れればおもしろい。

【執筆 : 高田胤臣】

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