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ヤンゴン在住の日本人とミャンマー人制作の短編映画、地元ワッタン映画祭にノミネート 日本勢は韓流に対抗

Global News Asia / 2017年8月15日 9時0分

一杯のモヒンガーは、若い料理人が巨大組織に挑むストーリーだ(一杯のモヒンガーから)

 2017年8月15日、ヤンゴン在住の日本人らがミャンマーの若手映画人と共同制作した短編映画「一杯のモヒンガー(ミャンマー語原題:Mohingar Tapwe!! )」が、9月6日から11日にヤンゴンで開催されるワッタン映画祭にノミネートされ、話題となっている。

 一杯のモヒンガーは、ミャンマーの伝統料理で、日本のラーメンに似た位置づけのナマズそば「モヒンガー」の職人魂がテーマ。ミャンマーのモヒンガー界を牛耳る巨大組織を相手に、若いモヒンガー職人が父の敵討ちのため闘いを挑むストーリーだ。出演するのはすべてミャンマー人俳優で、主演は新人のネイウーラインさん、有名アクションスターのウ・アウンアウンさんらベテラン俳優も起用した。

 脚本家の平田悠子氏らヤンゴン在住の日本人メディア関係者とミャンマー映画関係者が協力して撮影した。監督は北角裕樹氏、共同監督はアウントゥレイン氏、プロデューサーは新町智哉氏が務めた。平田さんは「ミャンマーの人たちとミャンマー映画を盛り上げていきたい」と話している。

 ミャンマーの映画を巡っては8月7日、NHKグループの日本国際放送が地元テレビ局のMNTVと組んで「My Country My Home」を撮影すると発表している。韓流ドラマに席巻されているミャンマーのエンターテイメント界で、日本勢が巻き返せるかが大きな課題となっている。
【執筆 : KLH】

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