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不親切で罠を仕掛ける、ポケットWiFi料金システムに温厚なタイ人も激怒

Global News Asia / 2017年8月18日 7時45分

重要なことは、一番下に注意書きとして記載する不親切な通信会社のWEBページの説明図。

 2017年8月17日、在日10年で、日本語の理解力も高いタイ人のPIMさん。Y! mobile(ワイモバイル)のWiFi料金システムに激怒している。

 PIMさんは、池袋の家電量販店の勧めで、他社からワイモバイルのポケットWiFiに、昨年の春切り替えた。PIMさんは、ヘビーユーザーで7GB(1カ月)を超えても、アドバンスモードなら、高速インターネットが使用できると説明され契約したのだが、ここに落とし穴があった。

 コールセンターは、標準モードでの利用が、7GB(1カ月)に達する前に、アドバンスモードに切り替えなければ、追加料金を徴収するシステムだと言うのだ。地下鉄などでは、標準モードしか利用できない。契約時に正しく説明をしてくれれば、ワイモバイル切り替えることなどしなかったのにと悔しがる。

 WEBの説明図にも、標準モードでの利用が、7GB(1カ月)に達する前に、アドバンスモードに切り替えなければ、追加料金を徴収するシステムであることは記載されていない。一番下に注意書きとして『「アドバンスオプション」加入時であっても、7GBを超えた後に「アドバンスモード」に変更された場合は同様に低速化され、通常速度に戻す場合は追加料金が必要となります。』と表記をしているものの分かりにくい。

 PIMさんは考えた。なぜ、標準モードでの利用が、7GB(1カ月)に達する前に、アドバンスモードに切り替えなければ、追加料金を徴収するシステムなのか? それは、より多くの料金を徴収するための罠だ。日本はいろいろなところが、タイよりも充実していて素晴らしいが、通信会社の不親切さだけは残念だと感じている。

【編集 : AY】

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