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【ミャンマー】日本人漫画家らワークショップ、ヤンゴンで漫画学校の設立目指す

Global News Asia / 2017年8月27日 19時0分

漫画の描き方を教えるドウノヨシノブさん(左)(ヤンゴン、撮影:北角裕樹)

 2017年8月27日、日本人の漫画家らが、日本流の漫画の描き方を教えるワークショップを開催した。同日まで約1週間で、1回2時間のワークショップを計7回実施した。発案したのは、ヤンゴン在住の漫画家でクッキー店経営の新谷夢さん(29)。漫画家で京都精華大講師のドウノヨシノブさんが指導した。
 
 同日午前のワークショップには、6人のミャンマー人の男女が参加。ペンの使い方から始まり、2コマ漫画を制作した。「ネズミが踊る」という題をもとに、2コマの漫画を自ら考え作画する内容だ。自分でも「NARUTO」などの登場人物のイラストを描いていたというナンダーウーさん(23)は、ネズミが猫から隠れることに成功して踊っているという漫画を描いた。ペン入れを終えると「絵を描くのが慣れてないので難しかったけど、すごく楽しかった。これから自分で勉強してストーリー漫画を描きたい」と笑顔を浮かべた。

 ドウノヨシノブさんは「漫画が好きだということがひしひしと伝わってきた」と満足げ。新谷さんは「漫画を描きたいという若者が多いので、きちんとした先生から学べる場を作りたい」として、今後は本格的な漫画学校の立ち上げを目指すという。
【執筆 : 北角裕樹】

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