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中国、貸しエアコン・品質不安の需要も見込め、日本の昭和40年代とは違った理由でヒットか

Global News Asia / 2017年9月7日 13時30分

資料写真 エアコン室外機

 2017年9月7日、中国・広東の空調会社は、1時間1元の使用料を課金する貸しエアコンサービスを始めた。家庭用のクーラーが30万円以上した日本では、昭和40年代に1時間100円で利用できるコインクーラーが人気を博した時期があった。

 テレビCMも登場し、戦場の兵士役(圓蔵師匠=円鏡師匠)が本部へ無線電話をかける。「暑くて暑くて、クーラクラです」。本部の返答は「今すぐ国際電気へ電話せよ」。最後は円鏡師匠が一言「国際電気、ベリーグー!」と言う15秒コマーシャル。(現・日立国際電気とは無関係) 空調機器の価格下落に伴い、姿を消してしまったサービス。

 中国の貸しエアコンサービスは「保証金+1時間毎の料金請求」。一台につき保証金3000元(約5万円)で、1時間に1元の使用料。電気代は利用者が負担する。補償金は高いが、設置、撤去、運搬費用の負担も無いので短期の利用には適していそうだ。また、中国メーカー製のエアコンは壊れやすいため、購入への不安感から、このサービスを利用する需要もある。
【編集 : AO】

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