軍事マニア必見の市場「ヤンシン市場」を歩いてみた
Global News Asia / 2017年10月8日 9時15分
2017年10月8日、ベトナム南部の都市ホーチミンは、1975年4月30日にベトナム戦争が終結した地でもあり、当時の戦争の爪痕が市内や郊外で散見される。当時の米兵や南ベトナム軍が残したものなども多くあり、そういった軍事マニアが喜びそうな品々が博物館で間近に見られるし、ホーチミン市内の市場で売買もされる。その中心となるのが「ヤンシン市場」である。
日本語のガイドブックなどには「軍事マニア垂涎の軍事市場」といった書かれ方をするが、実際には軍関係の品々を扱うショップは一部であり、ほとんどが生活に関係する工具や機械の部品などの販売店となっている。
ここで入手できるのは新品の軍物のシャツや靴、ブーツ、それからベトナム戦争当時に見つかったというオイルライターなど。また、戦争当時の米兵の服からはがしたというワッペンや、遺留品の写真などもあり、一部ではヘルメットやガスマスク、防弾チョッキも扱う。
戦争当時に従軍記者らが米軍や南ベトナム軍に同行取材をする前に立ち寄って道具を購入したというこの市場は、今でも日本人マニアも多く訪れるようだ。だからなのか、軍物商店の店主のほとんどは最低でも英語が話せ、一部は簡単な日本語を使う。ベトナム人に言わせると、この地域はスリなどの犯罪が多発するエリアなので、気をつけながら訪れたい。
【執筆 : 高田胤臣】
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