『タイ・ローカルの魅力を訪ねて』セミナーを開催ーJTBF・TAT共催
Global News Asia / 2017年10月2日 9時15分
2017年9月29日、日タイ・ビジネスフォーラム(JTBF)と、タイ国政府観光庁(TAT)は『タイ・ローカルの魅力を訪ねて』セミナーを東京港区の日本アセアンセンターで開催した。
日タイ・ビジネスフォーラム(JTBF)観光委員会・鈴木発夫委員長の挨拶の後、水谷和正委員が、タイの魅力を約1時間40分間講演【下記に動画URL・リンク】した。
ルーイ県チェンカーンの日本の妻籠を思い起こさせる宿場町通り、その近辺のケンクックーの早瀬、100万ドルのメコンの夕日、スコータイの郊外・サワンカロークが、戦争直後、日本中を喜ばせたあの象の「はな子」(昨年5月、井の頭自然文化園で69歳の日本最高齢記録で亡くなった。特に地元武蔵野市民に愛され、JR吉祥寺駅北口広場に市民の寄付により銅像が建てられている)の故郷であり、また元日本軍医が「日本人のお医者さん」として無医村の村民に慕われ定住した場所。その子孫がルーツを訪ねて来日した話、タイ国鉄の乗り心地、チエンマイの日本人写真師(明治時代)の話などなど、市販の旅行ガイドブックには、ほとんど記載されていないタイローカルの旅の魅力を伝えた。「行った」「見た」「写真パチリ」だけの旅は、初回は良いとしても、タイ好きのリピーターには、タイと日本の重層な歴史、それが織りなす人間模様、この背景を理解した上での心の交流こそが旅の醍醐味であると力説し、従来のこの種セミナーにない深い味わいのあるタイローカルの魅力的な話が聞けた。
また、タイ国政府観光庁 パッタラアノン・ナチェンマイ東京事務所長や、藤村喜章マーケティングマネージャーから、絶対に行っておくべき12カ所のタイローカルの是非訪れたい名所"タイ12の秘宝"(ペッチャブン、チャンタブリー、チュンポーンなど)についても詳しい説明があった。これら”秘宝“は日本人観光客には馴染みがないが、人情豊かで観光資産に富んだ必見の場所。タイ国としては、現状、日本からの観光客は年間、140万人強であるがこれを150万人に、男性:女性比現状7:3を6:4のターゲットとしたい旨の熱弁があった。
〔日タイ・ビジネスフォーラムでは、「タイローカルの魅力を訪ねて」と題する冊子を発行している。希望者は、同フォーラムのホームページから購入できる。WEBページURL http://www.jtbf.info/ 〕
【編集 : LampangY】
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