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ロヒンギャ難民緊急支援『安全な水の提供・予防接種が急務』ーユニセフ

Global News Asia / 2017年10月3日 17時30分

丘の上から仮設キャンプを見つめる子ども。 (2017年9月6日撮影) (C) UNICEF_UN0120411_Brown (ユニセフ提供写真)

 2017年10月2日、ユニセフ(国連児童基金)は、バングラデシュ南部におけるロヒンギャ難民への緊急支援活動に必要な資金として、7,610万米ドルを要請すると発表した。

 8月25日以来、ミャンマーから逃れてきた50万人以上のロヒンギャ難民のうち、約6割が子ども。そのほとんどが、コックス・バザールに広がる仮設キャンプや居住区等、厳しく不衛生な環境の下で暮らしている。

 絶望的な状況に追い込まれ、トラウマを抱えた子どもたちや家族が、毎日、ミャンマーにおける暴力から逃れてきている。バングラデシュ南部を訪問中のユニセフ事務局長アンソニー・レーク氏は「ロヒンギャの子どもたちのために、安全な水の提供や、改善された衛生施設へのアクセスを拡大することが、今回の支援要請において最優先の事項であり、これには下痢症など水に起因する病気への感染が懸念されることが背景にあります。ロヒンギャの子どもの大部分は、ポリオなどの病気に対する予防接種を完全には受けていないとみられています。2歳以上のすべての子どもたちを対象とした経口コレラ予防接種キャンペーンが10月に予定され、 90万回分のワクチンが10月7日までにバングラデシュに届けられる予定です」と話す。
【編集 : AO】

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