インド経済レポート「ムーディーズによる格上げの背景」ーHSBC投信
Global News Asia / 2017年12月2日 11時15分
今回のインド国債の格上げは、過去3年半にわたるモディ政権の改革推進に対する遅すぎる反応であったとも言える。ムーディーズによる格上げという「信任投票」は、インドの改革プロセスに対する評価であり、また当社が投資家に対し一貫して主張してきたインドの成長ストーリーを支持するものでもある。
世界銀行が最近発表したビジネス環境ランキングで、インドは順位を30も上げた。依然として190カ国中100位台にあるものの、政府が事業環境の改善を強力に推進し、これが評価されている点は注目に値する。
今回の格上げまでには長い年月を要したが、政府が引き続き経済成長ポテンシャルの向上に取り組み、同時に財政健全化路線を堅持すれば、今後はもっと速いペースでの格上げが期待できるだろう。
当面は、ムーディーズ以外の格付け会社が追随してインドの格付けを引き上げるかに当社は注目している。大手3社(ムーディーズ、S&P、フィッチ)のうち2社から格上げを得られれば、インドは世界の投資家から資金を集めるパワーを大幅に高めることになろう。
【編集 : AJ】
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