【訃報】北朝鮮専門家『萩原遼氏・80歳』 元赤旗平壌特派員・朝鮮学校への公費投入反対活動
Global News Asia / 2017年12月25日 20時45分
2017年12月22日、フリージャーナリストの萩原遼氏が、都内の自宅兼事務所で死去した。80歳。萩原氏は高知県出身、葬儀は近親者で営み喪主は、実兄で、元雑誌「上方芸能」発行人、元立命館大学教授の木津川計氏。年明けに偲ぶ会が開かれる予定。
萩原氏は、大阪外国語大学朝鮮語学科を卒業後、『赤旗』(現:しんぶん赤旗)の平壌特派員として平壌に駐在。退職後はフリージャーナリストとして、1999年に『北朝鮮に消えた友と私の物語』で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。
近年は、在日朝鮮学校への授業料無償化問題に取り組み、朝鮮学校へ日本の公的資金が使われることへの疑問の声を上げ、全国の朝鮮学校への公費投入停止の流れを作る。2014年『拉致と真実』を発刊し、2016年には「朝鮮総連本部をさら地にする会」を結成し代表に就任するなど活動していた。
著書には、『朝鮮戦争 金日成とマッカーサーの陰謀』、『金正日 隠された戦争 金日成の死と大量餓死の謎を解く』(ともに文藝春秋)、『北朝鮮 金王朝の真実』(祥伝社)。共著に井沢元彦共著 『朝鮮学校「歴史教科書」を読む』 (祥伝社)。その他、訳書多数。
【執筆 : 中野鷹】
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