やっぱり韓国はダメ! 日本の鉄道保守・復活契約に安堵の期待「マニラMRT3」
Global News Asia / 2018年2月12日 8時30分
2018年2月12日、読売新聞(朝刊)が、MRT-3号線の保守・安全運行のために、日本政府が300億円の円借款を行う方針と伝えたことで、利用者から安堵の声が広がっている。
マニラのケソンシティとパサイシティを結ぶ鉄道、MRT-3の故障が多く、乗客を降ろす重大な故障がほぼ毎日発生している。
この路線は、三菱重工や住友商事が建設に携わり、2012年10月までは、三菱重工交通機器エンジニアリングのフィリピン法人がメンテナンスを行っており、正常に運行されていた。
ヨーロッパ系の会社が保守を行っていた期間もあったが、2016年1月8日から韓国の企業連合がメンテナンスをスタートさせ、電車の運行に大きな支障が出る最悪の事態に。価格の安さで韓国の企業連合を選択したことのミスが指摘され、契約の見直しが検討されていた。
MRT-3号線は、ピーク時に運行本数を減らし、速度制限(時速40~60→20kmへ)を行い長蛇の列ができ、代替バス80台を用意し、朝夕のピーク時(7時~8時、17時~19時)の利用を呼びかけた。電車の車両、線路両方に劣化があり、通常の速度で運行した場合、脱線の重大事故に繋がる恐れがある。利用者からは、メンテナンスを行う韓国の企業連合への非難の声が大きくなっていた。
韓国の鉄道事情に詳しい専門家は「韓国の鉄道技術は、世界的に評価が低く、信頼性はありません。韓国国内でも空港とソウルを結ぶ新線で、故障が相次ぎました。韓国系企業に入札を許可すること自体が、間違いです」と話す。
MRT-3号線の不安定な運行で、道路渋滞をより深刻化させており、今回の円借款で、三菱重工や住友商事系の保守・安全運行が再び実現することになる。
【編集 : AJ】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
米国ワシントン・ダレス国際空港のAPMシステム運行・保守(O&M)契約を更新 信号システムなどの設備更新工事も併せて受注
PR TIMES / 2024年12月20日 12時15分
-
英鉄道業界で日系企業の新規受注、英政府は再国有化に向けた計画も発表(英国、日本)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月19日 1時25分
-
“日本式”の台湾新幹線「増車」へ 開業時から乗客“5倍” 日本企業が車両検修設備を拡張
乗りものニュース / 2024年12月1日 15時12分
-
台湾高速鉄道の車両基地向けに関連設備の新設・改修工事を受注 乗客数増加に対応する増車に伴い基地内の検修庫を増設、さらなる交通利便性の向上に貢献
PR TIMES / 2024年11月29日 16時45分
-
「東京メトロが運営」ロンドンの鉄道、何が変わる? 時間の正確さに期待感「日本流」は打ち出せるか
東洋経済オンライン / 2024年11月28日 6時30分
ランキング
-
1中国民主化活動家の草分け王炳章氏の釈放求め「フリーダムハウス」ら世界の人権団体がキャンペーン 広東省の刑務所の独房に22年間収監され生命の危機に
NEWSポストセブン / 2024年12月22日 7時15分
-
2トランプ氏、NATO各国に防衛費2・5倍要求か…GDP比2%目標から5%へ
読売新聞 / 2024年12月21日 17時41分
-
3「受刑者はすべて殺人犯」ギャング4万人を収容 エルサルバドルの「巨大刑務所」の実態 食事はすべて手づかみ、運動時間は1日30分
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月22日 7時30分
-
4ドイツの車暴走、容疑者は「反イスラム」主義者…移民に対する憎悪に拍車の恐れ
読売新聞 / 2024年12月22日 9時40分
-
5動機はサウジ難民への対応不満か ドイツXマス市場襲撃で拘束の男
共同通信 / 2024年12月22日 8時37分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください