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伊豆の古刹でミャンマー写真展と戦没者慰霊祭 遺骨収集した住職の遺志継ぎ、堀むあんさんら

Global News Asia / 2018年5月9日 9時15分

バガンの遺跡の前に列をなす少年僧など約50点の写真が展示(堀むあんさん提供)

 2018年5月10日、静岡県伊豆市の古刹「妙蔵寺」で、第二次世界大戦中のビルマ戦線の戦没者のための慰霊祭を開く。同日まで同寺では、写真家の堀むあんさん(54)のミャンマー写真展が開催されている。先々代の住職の佐治堯英さん(故人)がインパール作戦の生き残りで戦後、遺骨の収集に尽力していたことを知った堀さんが写真展を企画した。

 堀さんは、全国紙のカメラマンを退職後ミャンマーにわたり、雑誌の編集に携わったのち、バイクでミャンマー全土を走破。地方の風景や人々の生活などを写真で記録してきた。展示する写真は、托鉢する幼い僧や、庶民の祈る姿など約50点を選んだ。

 現在は伊豆市在住の堀さんが同寺を訪れた際、佐治さんが生前にミャンマーで遺骨収集活動をしていたことを知り、残された佐治さんのアルバムなどを調査して活動を解き明かした。写真展では、佐治さんの残した写真も展示されている。ミャンマーとの縁から、同寺には世界平和を祈念したミャンマー風パゴダが建てられている。
【執筆 : 北角裕樹】

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