【ミャンマー】初の映画製作者向け雑誌が創刊 表現の自由拡大も人材不足
Global News Asia / 2018年6月3日 9時15分
2018年5月27日、ミャンマー初の映画製作者向けの雑誌「3-アクト」が創刊になった。ミャンマー映画界の人材難を受け、若い映画製作者を育成するのが目的だ。同日発売の創刊号は約190ページで、脚本の構造について解説するなどレベルの高い内容だ。ミャンマー映画の潮流など一部のページはミャンマー語に加えて、外国人でもわかるように英語でも書かれている。年3回の発行で、3年間の発行を予定しているという。
ヤンゴンで同日行われた創刊記念イベントでは、ミャンマーの独立系映画人が集まり、ミャンマー映画を盛り上げるための議論を繰り広げた。1950年代から1970年代に黄金期を迎えたミャンマー映画は、長い軍事政権の検閲などを受けて衰退。2011年の民政移管で誕生したテインセイン政権以降、表現の自由が徐々に認められるようになり、インディーズ映画を中心に若い才能が頭角を現しつつある。
同誌編集長で女流映画監督でもあるモミャッメイザーチーさんは、「ミャンマーには映画製作者向けの教材が少なく自分も苦労した。業界人に教材としてもらうと同時に、一般の映画ファンにも読んでもらいたい」と話している。
【取材/執筆 : 北角裕樹】
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