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イスラム教の祝日「犠牲祭」でもバンコクはそれほど危なくない?

Global News Asia / 2018年8月19日 9時15分

タイ南部ソンクラー県のハートヤイ(ハジャイ)。2014年にこの場所と複数箇所で同時爆弾テロが発生している。幸い、負傷者10人だけで死者はなかった。(高田胤臣撮影)

 2018年8月19日、外務省から「犠牲祭(イスラム教の祝日)期間に伴う注意喚起」が出ている。8月21日~24日ごろ(日付などは各国で変わる)がそれにあたり、外務省では「大規模行事はテロ等の標的となり易いことに留意し、最新情報の入手に努めてください。情報収集には「たびレジ」を活用してください」と注意を呼びかけている。

 タイにおいても近年はイスラム教に関係したテロ事件が発生している。特にタイ南部は爆弾テロが相次ぎ、マレーシアに接する深南部3県と呼ばれるナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県は死傷者が多数出るテロが数多く発生し、日本の外務省から「渡航中止勧告」が10年以上に渡って発出されている。

 タイには約400万人のイスラム教徒が居住していると見られる。ただ、深南部の一部の過激なイスラム教徒以外はテロ行為とは無縁であり、バンコクではイスラム教を理由にしたテロ事件はほとんど起きない。

 そのため、バンコクやリゾート地など、深南部以外の地域であれば日本・外務省の注意喚起はあくまでも心に留めておく程度で、特に警戒をする必要はないという見方も多い。

【編集 : 高田胤臣】

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