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旧日本軍トンネル跡、見学者・毎日200人の観光スポットに! ファミリーリゾートとして定着

Global News Asia / 2018年8月21日 0時15分

D’Japanese Tunnel Family Resort(2018年8月20日撮影)

 2018年8月20日、南国フィリピン・ダバオには、第2次世界大戦中に旧日本軍が建設したトンネル跡「ダ・ジャパニーズ・トンネル1942」がある。

 製薬会社のオーナー一族が2001年末にファミリー向けリゾートホテルとしてオープン。客室は老朽化しているものの、トンネルは人気の観光スポットに。毎日200人の見学者が訪れる。入場料は大人50ペソ(約110円)

 山の傾斜面を利用して掘られたトンネルは、全長約150メートル(見学可能な部分)。入口には旧日本軍将校や歩兵銃を持った日本兵と、軽く会釈をする着物姿の女性(芸者)をイメージした三体が置かれている。

 トンネル内は、山水が漏れており湿度が高い。壁面は手が加えられておらず、そのままの状態を保持しているという。旧日本軍が司令部として利用していたとの説もあり、歴史的な価値は高い。

 トンネル上部のコテージの他に、10年前にプールもオープン、さらにホテルの別棟が6年前に完成するなど、丘の上のファミリーリゾートとして賑わっている。また、宿泊者にはダバオ空港からの無料送迎を行っている。
【編集 : Eula Casinillo】

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