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【タイ】Satolyタイの盲学校で東京パラリンピックでの展示を目指したワークショップ実施

Global News Asia / 2018年10月2日 9時15分

バンコク盲学校での様子

 2018年9月18日と19日、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のアーティストSatoly(サトリー)がタイを来訪。タイ国内の支援学校の児童を対象としたノーマザイッゼーションアートのワークショップを実施した。

 今回の訪問は、9月18日にバンコク盲学校、19日にバンコク隣県のナコンパトムろう学校で2日間に渡りワークショップを開催。タイ住みます芸人のはなずみさん、Tの極みさんも参加して、バルーンアートを披露するなどして子ども達と交流した。

 バンコク盲学校では、絵画・図工が得意な児童を中心に、合計約20人が参加。「タイ」をイメージする絵を描くという課題では、象や国旗などを色彩豊かに表現した。ナコンパトムろう学校では、男子児童約10人が参加。短時間で完成度の高い作品が次々と出来上がった。

 Satolyさんは「タイは、微笑みの国というイメージがあったが、想像以上に優しさで溢れていると思う。ぜひまたタイを訪れて活動したい」と話した。

 Satolyさんは看護師の仕事を経て、2013年に本格的にアーティストとしての活動を始める。視覚などにハンディキャップを持つ人に気軽にアートを楽しんでもらえるよう、立体の線が描ける特殊なペンを使って創作する「ノーマイぜーションアート」の確率を目指している。これまでに台湾、ベトナム、スペイン、ドイツ、フランスなどでも活動。

 2020年に開催される東京パラリンピックに向けて、巨大な世界地図の制作を進めている。地図は、世界中の子ども達の絵を組み合わせて作るもので、タイの児童が今回のワーウショップで描いた絵も作品に加わる。
【編集 : そむちゃい吉田】

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