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大人になっても「誕生日会」は、賑やかに祝いたいフィリピンの習慣

Global News Asia / 2018年10月3日 9時15分

誕生日会のロスリンさん(左から2番目)[フィリピン・パラネス サマー(Paranas Samar)] 

 2018年10月2日、大人になっても「誕生日会」だけは、大勢で盛大に祝いたいと考える人の多いフィリピン。今年25回目の誕生日を迎えたロスリンさんは、サマール島パラネス サマー(Paranas Samar)の自宅で、誕生日会を催した。

 参加者は、友人や親せき、近所の人など約50人。前日から準備が始まり、子豚の丸焼きがメイン料理。その他に、豚肉、鶏肉各10キログラムの他、もち米ベースの蜂蜜やピーナッツを入れてココナッツの葉で巻き蒸した料理など10種類がテーブルに揃った。コーラやビール、ココナッツ酒も用意された。

 フィリピンでは誕生日を迎えた本人が、料理を振るまうのが一般的。もちろん全ての費用も当人負担。参加者は「おめでとう」の祝福の気持ちだけで、パーティに参加する。

 トータルの費用は25,000ペソ(約48,000円)。詳細は、子豚の丸焼6,000ペソ、豚肉2,500ペソ、鶏肉1,500ペソ、ワイン2,500ペソ、ビール800ペソ、ココナッツ酒700ペソ、コーラ500ペソ、ケーキ800ペソなど。

 25,000ペソは、この地域の一般月収の約2カ月分以上に相当する金額で、誕生日会が開けるかどうかが幸福度の一つのバロメーターと言えそうだ。
【編集 : WY】

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