マニラ空港発クラーク空港行バス、初便は午前2時発に改定
Global News Asia / 2018年9月25日 11時0分
2018年9月24日、昨年新路線として運行が始まった、マニラ空港第3ターミナルとクラーク空港を結ぶジェネシスのプレミアムP2Pバスサービス。利用者が少なかったせいか午前1時発のバスは運行スケジュールから無くなり、午前2時発が初便になった。この日は道路が空いており、クラーク空港までの所要時間は1時間40分。
空港連絡バスは、クラーク発便の降車停留所に、第1ターミナルと第2ターミナルが新たに加わるなど、利便性向上のため進化を続けている路線。渋滞が予想される場合は、高速道路のサービスエリアに10分程度停車してトイレを利用できるように改善された。
大型ショッピングセンターSMクラークから乗降車することもでき、アンへレスなどからマニラ空港に直行する唯一のバス路線としても利用者が増えている。
運行スケージュルは、頻繁に変更されることが多いため利用時には事前確認が必要。運賃は片道350ペソ(約850円)。クラークから第1ターミナル、第2ターミナル下車は400ペソ(約920円)。新車両が使用されており、無料WiFiのサービスもある。座席のシートは、ビニールカバーで覆われており衛生的だ。
マニラ空港は、ターミナルが4つに分かれており、ジェットスターやJAL(日本航空)は、第1ターミナル。フィリピン航空は、第2ターミナル。ANA(全日空)や、セブ・パシフィックは、第3ターミナル。エアーアジアは、第4ターミナル。第1ターミナルから第3ターミナルが一番離れており、無料シャトルバスが運行していない深夜はタクシーで300ペソ程度(約800円)。
クラークは経済特別区で、日本からの企業誘致に力を入れており、ヨコハマタイヤなど40社が操業している。このところ、マニラ空港は滑走路の老朽化に伴い、一時離発着が出来なくなるトラブルが年に数回起きており、マニラ空港の機能を補完するため、クラーク空港の大幅拡張工事が進められている。
【編集 : AS】
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