【ミャンマー】「運命」の国立交響楽団、山本祐ノ介さんがタクト、スーチー国家顧問も口ずさむ
Global News Asia / 2019年2月4日 9時15分
2019年1月23日、ミャンマー国立交響楽団がミャンマーの首都ネピドーでコンサートを開いた。同楽団は日本の指揮者、山本祐ノ介さんが指導するミャンマー唯一の本格的交響楽団。この日は尺八や太鼓、サインワインなど日本とミャンマーの伝統楽器とも共演した。18日にもヤンゴンでコンサートを開催し、長蛇の列ができる人気となった。
同楽団は歴史の運命に翻弄されながら現在に至っている。2001年に設立されたものの、2004年に後ろ盾だったキンニュン首相が政変で失脚すると、事実上の活動休止に追い込まれた。長年公の場で演奏ができず団員の腕もなまっていたが、2013から山本さんが指導をはじめると、めきめきと実力を向上した。
5年目となる今回のコンサートでは、ベートーベンの交響曲第5番「運命」などを演奏。ネピドーのコンサートではアウンサンスーチー国家顧問も鑑賞した。関係者によると、国家顧問は楽団の奏でる「ホーム・スイート・ホーム」を聞きながら、自らも歌詞を口ずさんでいたという。
【取材/執筆 : 北角裕樹】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
読響の新首席客演指揮者、ユライ・ヴァルチュハ…マーラーでは小さな音も重要
読売新聞 / 2024年7月18日 18時33分
-
ぴいぷる バイオリニスト・石田泰尚〝唯我独奏〟異彩を放つ異色のカリスマ 刈り込み&バリアート〝組長〟が弦楽アンサンブルの未来を切り開く
zakzak by夕刊フジ / 2024年7月17日 6時30分
-
【全公演無料ご招待7/24まで受付中!】大阪芸術大学夏の一大イベント「大阪芸術大学プロムナードコンサート2024」今年も東京・大阪・名古屋の3都市にて開催決定!
PR TIMES / 2024年7月11日 16時45分
-
【群馬県太田市】3,000人の第九コンサート初心者クラス練習がスタート。合唱指導者にキハラ良尚さんが就任しました。
PR TIMES / 2024年6月30日 16時45分
-
「ヤマハ・ガラ・コンサート2024」開催のご案内
共同通信PRワイヤー / 2024年6月28日 13時0分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください