第2回米朝首脳会談は、合意に至らず「韓国文大統領が一番ショック」国連制裁決議違反・摘発を危惧
Global News Asia / 2019年2月28日 20時45分
2019年2月28日、ベトナム・ハノイで行われた米朝首脳会談では、大方の予想に反し合意に至らず終了し、アメリカ・トランプ大統領は、予定時刻よりも早くハノイを離れた。
専門家は『初日は、比較的明るい融和な雰囲気でお互いに褒めあう様子が見られましたが、今日昼過ぎから状況が変わり、ワーキングランチも中止になりました。アメリカは段階的に数種類の合意書を用意していたのですが、北朝鮮は、1つの核施設の廃棄で、国連制裁の全ての解除を要求したためだと言われています。首脳会談後にアメリカ・トランプ大統領は記者会見も行ない、金委員長に気を遣う発言をしていました。北朝鮮の実務者協議の担当者が、楽観的過ぎたのではないかと見られます。時間的に余裕のあるアメリカと、経済制裁で大きく疲弊している北朝鮮とは立場が全く違います。韓国文大統領が一番ショックを受けているのではないかと思われます。国連制裁決議違反の摘発が厳しくなることを危惧。韓国は経済も悪化しており、20歳代からの支持離れも激しく、南北融和政策1本では、政権自体が持ちません。韓国文大統領が、金委員長に早期の全面非核化をアドバイスし促進をサポートすようなことは期待できそうにありません。アメリカと北朝鮮の間を取り持つのは、韓国文大統領では役不足(力不足)との意見も多いです。金委員長は、3月1日と2日はベトナム公式親善訪問の予定です。まだ、朝鮮中央通信から首脳会談のニュースが発信されていません。朝鮮中央通信でも事前に数種類の予定原稿は準備されていたと思いますが、合意に至らないことは予想外で、現場はアタフタしていると思われます』と見ている。
【編集 : LI】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
金正恩氏、ベトナム最高指導者死去に際し弔電
デイリーNKジャパン / 2024年7月20日 21時23分
-
岩田明子 さくらリポート トランプ氏再任なら懸念される「北朝鮮外交」拉致問題解決を迫ることができるのか 暗殺未遂事件、自民総裁選にも影響
zakzak by夕刊フジ / 2024年7月17日 6時30分
-
「出稼ぎ労働者を全員帰国させよ」中国が北朝鮮に圧力…韓国紙報道
デイリーNKジャパン / 2024年7月10日 14時57分
-
国連安保理、北朝鮮への武器供与巡り対立 中国も米に反論
ロイター / 2024年7月1日 9時7分
-
社説:ロ朝の新条約 国際秩序を脅かす軍事連携
京都新聞 / 2024年6月25日 16時0分
ランキング
-
1「慰安婦」強制連行説は「日韓離間工作の道具」 韓国で像撤去を求める朱玉順氏が批判
産経ニュース / 2024年7月20日 20時26分
-
2ロ侵攻、化学兵器使用と相互非難 国際機関「深刻な懸念」
共同通信 / 2024年7月20日 15時20分
-
3キリスト教「福音派」トランプ氏を熱狂的に支持するワケとは?
日テレNEWS NNN / 2024年7月20日 21時25分
-
4トランプ氏“暗殺未遂事件”で蔓延する“陰謀論”と“フェイク” 右派も左派も拡散の異常事態 深まる分断 米大統領選の行方は【報道特集】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月20日 21時30分
-
5トランプ氏殺害予告の男逮捕=SNSに投稿―米フロリダ州
時事通信 / 2024年7月21日 5時49分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)