フィリピン不動産投資が活況ーマニラ・マカティ地区が一番最適
Global News Asia / 2019年3月5日 9時15分
2019年3月5日、ドゥテルテ政権になってから、意思決定が早くなり、マクロ経済が安定し好調なフィリピン。日本国内で開かれるフィリピン不動産投資セミナーへの参加者も増えており、今一番関心を集めている国だ。JALが先月から羽田―マニラ線を新設した他、日本発セブ行の直行便も座席数を増やしている。空港設備の新設や拡張も急ピッチで進んでいる。さらに、日本の支援でマニラ初の地下鉄工事も始まった。経済面での発展スピードが速い。
マニラの不動産事情に詳しい、近藤君代ハロハロホームCOOは『不動産価格の変動は、人口動態と経済の発展に影響されます。マニラの中心マカティ地区は、東京23区の中心と同じような位置付けで、価格は下がりにくいです。フィリピンは今、40年前の日本のような状況で高度成長期に入ったところです。40年前の銀座や丸の内の物件価格が上昇を描いたようなことが起こるチャンスがあります』と話す。
フィリピンは、出生率が高く陽気な人が多い国で活気がみなぎっている。具体的な魅力は『フィリピンは人口ピラミッドが東南アジアの中で一番きれいな三角形で、長期間人口ボーナスの恩恵が続くと見られています。購入した時の利回り(賃貸収入)が一番低く、毎年約8%の上昇が見込める他、物件価格も年々値上がりしているのです』
お勧めのフィリピン不動産投資方法は『ライズ マカティの1ルームコンドミニアム(25~30平方メートル)諸経費込みで1100万円ぐらい。一括払いがスムーズです。ローンの場合は、総費用の30%ぐらいが必要です。また、完成の3~5年前のプレビルド(工事に着手する前の青田売買)もあります。発売当初ならお得な価格です。こちらは、総費用の10%から購入できますが、実績のある大手で、財力の優れたデベロッパーを選択することが重要です。工事の施工は、日本と比べると劣るので、慎重に判断する必要があります』
小さなデベロッパーの安価なプレビルドは『確かに20~30%安く販売することはありますが、財力が小さいため途中で頓挫するリスクが高くなりますので、お勧めはしていません』
この他に、マカティに通勤する人たちが購入する郊外の戸建て住宅も注目されている。需要50万戸に対して供給は、僅か10万個。ハロハロホームは、日本の戸建てハウスメーカーの建売販売のコンサルティングも行ない、ジョイントベンチャーを設立して共同で開発を進めている。
【編集 : KH】
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