チェンマイ山岳地域の新校舎建設を支援ー在チェンマイ日本総領事館

5.6年生が共同で使っている仮教室

　2019年3月15日、在チェンマイ日本総領事館は、草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトで「チェンマイ県チャイプラカーン郡バーンタムタップタオ校・校舎建設計画」への支援を決定し、川田一徳総領事とバーンタムタップタオ校のパリンヤー・ヤープラサート校長が出席し署名式を行なった。

　バーンタムタップタオ校は、チェンマイ県北部チャイプラカーン郡の山岳地域に位置する、幼稚園から小学6年生までが学ぶ小さな学校。60年以上前の開校当初に村人たちの手によって建設された木造校舎を、修理を重ねつつ利用してきたが、進学率の向上などにより生徒数が増え教室が不足し、現在、小学5・6年生は物置小屋の共同仮教室で授業を受けている。粉塵や雨風に晒される極めて厳しい環境での学習を余儀なくされており、新校舎の建設が喫緊の課題となっていた。

　在チェンマイ日本総領事館は、バーンタムタップタオ校校舎建設にかかる総額1,671,000バーツ(約5,447,460円)の支援を実施する。
【編集 : MO】