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【タイ】非常識な中国人に怒り心頭=パタヤレストラン

Global News Asia / 2014年6月9日 8時38分

アランカーン(エクストラパンガンザショー)大仕掛けの舞台装置で、炎と音も効果的に使用されている。

 2014年6月8日、関係者の話によると、リゾート地パタヤにも多くの中国人が訪れていることで、観光スポットでの中国人観光客によるマナー違反や迷惑行為の数々に、市民から怒りの声が出ている。

 苦情内容としては、禁煙エリアでの喫煙、列への割り込み、ホテル内や公衆トイレで水を流さない、観光スポットでの落書きや唾吐き、寺院や文化施設内で大声を上げるなどの行為。

 また、タイの歴史と文化を紹介するエンターティメント「アランカーン」では、バイキング形式のディナーとショーをセットにしているが、中国人客の食べ残しが常識の域をはるかに超えるケースが多かったため、「食べ残しには200バーツ(約600円)の罰金。」の表記を、入口やテーブル周辺に掲示して注意喚起を促すほか、各メニューは、取りすぎを防ぐため、メニューごとにお皿に盛りつけるスタッフを配置する念の入れようだ。中国人に盛付用のスプーンや、トングを使わせない。ここまでするのには、いろいろな紆余曲折があり、管理することでしか中国人に対応できないと考えた結果と思われる。

 一方、欧米人に対しては、テーブルのコーナーを区切って、中国人が入れないスペースを確保している。椅子には、カバーを付け、ゆったりとしたスペースを提供している。無論、好きなものを好きなだけとれる普通のバイキング方式だ。

 欧米人に比べて、中国人観光客は5倍以上多い。このショーも中国人観光客が来てくれなければ、存続出来ない一番大切なお客様である。それでも、管理しなければならない苦肉の対応。中国人のモラルの向上を祈っているそうだ。
【編集 : 安麻比呂】

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