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想像絶する秘湯! タイ・チェンマイ郊外の「土管温泉」 ジャングルの小川に手作り

Global News Asia / 2019年8月8日 9時15分

ジャングルの小川に設置された土管を湯舟として使う(チェンマイ郊外、撮影・北角裕樹)

 2019年7月31日、タイ北部のチェンマイ郊外にある秘湯が、インターネットなどを通じてじわじわと注目を集めている。ミャンマー国境に近いチェンダオ郡の「チェンダオ土管温泉」で、その名の通りジャングルを流れる小川のほとりから湧く源泉を土管に流し入れただけのまさに秘湯中の秘湯。地元在住の日本人の有志数人が手作りで徐々に整備してきたものだが、最近ではSNSなどで情報を得たとみられる欧米人や中国人が訪れるようになっている。

 この温泉はもともと地元のカレン族の住民が水浴びに使用する程度だったが、これを聞きつけた日本人ら数人が2004年に、土管を設置して湯をため、入浴するようになった。今では8つほどの土管がおかれている。泉質について記載はないが、湯はほぼ無色透明で、匂いなどから判断すると硫黄の成分が含まれているようだ。小川は清流で、熱い温泉の後に水風呂として浸かることもできる。

 土管温泉はチェンマイから車で90分ほどで、チェンダオ山の南側に位置する。国立公園の中にあるため、本格的な開発ができないという。地元在住の日本人は「近くには土管温泉のほかにも秘湯はあるが、道がなく山をかき分けて歩くことになるので案内人なしではたどり着けないところもある」と話している。
【取材・執筆 : 北角裕樹】

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