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GSOMIA破棄を決めた・浅はかな、韓国大統領府の思惑

Global News Asia / 2019年8月24日 7時0分

韓国の国旗

 2019年8月22日に、韓国政府が日本との軍事情報包括保護強制(GSOMIA)の破棄を決めた。

 一夜過ぎた23日、いろんな憶測が広がっている。本年度の期限は、8月24日だ。まだ1日ある。このたった1日のうちに、日本政府が「破棄をやめてくれないだろうか」と下手に出て申し入れることを実は待っているのではないかということだ。

 下手に出られれば、韓国優位になるから、徴用工問題や日本政府によるホワイト国除外の是正など強気に出られるからだ。

 もちろん、日本は、この破棄という状態をまだまだ分析している段階ではあるが、どう考えても下手に出るような行動はしない。

 それを貫くことももちろん韓国は考え、アメリカやEU各国の圧力をも求めていると考えている。

 しかし、アメリカとしては、GSOMIAがなくても、日韓にはアメリカを通して情報を提供できる仕組みがあるとしているし、むしろ両国が分断してくれれば往来の情報共有体制を維持しなくてもいい不透明さをメリットとして手に入れることができるわけだ。

 北朝鮮にすり寄ろうとしているのかもしれないが、相変らずミサイルを飛ばしている隣国だけに、韓国の思惑が通じるとも思えない。

 破棄は、90日前に通告しなければならないとした規則。それだけに、あと24時間を切った。韓国自身が頭を下げて、破棄を破棄することもなくはないだろう。

【編集 : KL】

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