「中国の南シナ海・独占危機」に、アメリカ・リーダーシップを取り警告
Global News Asia / 2019年8月24日 14時0分
2019年8月24日、南シナ海には、世界と地域に最も重要な地戦略的な問題がある。第一に、南シナ海は太平洋とインド洋を結び、ヨーロッパとアジア、中近東とアジアの航海路にある。毎日500隻の船舶が通行して南シナ海は世界第二の混雑海域だ。世界の3分の1原油、世界の50%の天然ガス。そして東南アジアの60%輸出貨物が通過する。
第二に、南シナ海には多くの島々がある。特にパラセル諸島とスプラトリー諸島が戦略的防衛と軍事供給基地として利用できる。
最後に、南シナ海には莫大な石油資源と豊かな漁業資源と多様な海洋生物が生息している。
南シナ海は現在のホットスポットで、多国間の領土紛争問題があり、長い間、世界一複雑な海域でもある。
6カ国もが主権を争い:ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、台湾と中国。この中で、中国は長い間一方的に、冒涜な行為を行って一歩づつ南シナ海を独占する意図がある。今まで中国はスプラトリー諸島に6環礁と岩、パラセル諸島の2島を改造し、3000メートル級の滑走路を建設、軍事施設を建造、軍隊を常駐させた。そのほか中国は近隣諸国の船舶と設備を破壊、擾乱、脅威の行為をたびたび行う。
この3カ月の間、中国はフィリピンの漁船Gemvir-1を衝突させ沈没。溺れる22人漁民を救助しないで通り去った。
マレーシアのEEZ内Luconia浅瀬に侵入し、嫌がらせをし、マレーシアの石油掘削リグSapuraEsperanzaの活動を邪魔する。
実弾とミサイル発射の演習を行なう他、海洋調査船「海洋地質8号」は、中国海洋警察と民兵船の警護の下に、南シナ海のベトナムの排他的経済水域、大陸棚バングアド浅瀬(VanguardBank)付近で、違法な調査活動を続行している。
南シナ海は地域と世界の安全保障、航海と航空安全にとって重要であり、関連国々と国際社会は中国の一方的、冒涜な行為に対して積極的に敢然な対応をすること。特にアメリカの発言や実地の行動は、重要な役割を占める。
アメリカ政府は常に南シナ海において、平和、安定、安全保障と自由航行を守るため、中国の危害な行動に強く反発する。中国の海洋地質8号がベトナムの排他的経済水域、大陸棚バングアド浅瀬(VanguardBank)付近で、違法な調査活動のために侵入したことに対して、アメリカの国務長官、アメリカ下院の外交委員会委員長、政府のスポークスマンは、すぐに懸念を表明して同時に、中国はベトナムの石油開発に介入して、ベトナムの主権と合法権利を侵害することを非難する。
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